- 「求人を出しても、応募がほとんど来ない」
- 「やっと採用できたと思ったら、半年で辞めてしまう。また振り出しに戻る」
- 「人材紹介会社に頼んでも、紹介される人がピンとこない。紹介料ばかりかさむ」

建設業や設備保守、電気工事など、現場に人が必要な業種の社長さんから、こんな声を聞かない月はありません。
仕事はある。売上も出ている。なのに、人が足りない。
だから求人を出す。紹介会社に頼む。条件を少し上げてみる。それでも、応募は少ない。来た人も定着しない。
「人材不足だから仕方ない」
「この業界はどこも同じだ」
そう言い聞かせながら、社長ご自身が現場に飛び込み、休みも取れず、採用の打ち手を考え続けている。
そんな状態ではありませんか?
求人コストが上がるばかりで、違和感が消えない
ある建設会社の社長さんは、こう言っていました。
「以前はハローワークと折込チラシでなんとかなっていた。今は求人サイトに毎月○万円、紹介会社に紹介料。求人にかけるお金が、年々増えている。それなのに、良い人に巡り合えない。紹介されてくる人の質に、正直がっかりすることもある」
「人材不足だから」と聞けば、確かにそうかもしれません。でも、心のどこかで、こんな思いがよぎっていませんか?
「本当に、人材不足だけが原因なのだろうか」
「お金をかけている割に、報われている気がしない」
実は、同じような違和感を抱えている社長さんは、とても多いのです。
頑張っている人ほど辞めていく、という皮肉
もう一つのパターンがあります。
「うちは給与も福利厚生も、同業他社と比べて悪くない。現場も一生懸命やっている。なのに、頑張っている人ほど『もう無理です』と辞めていく」
「人が足りないから、どうしても負担が偏る。辞められると、また穴が開く。埋めるために慌てて採用する。でも、また同じように疲れて辞めていく……」
売上は出ている。技術も信頼もある。なのに、現場が疲弊し、人が流れていく。
この状態を、「人材不足」のせいだけにしていいのでしょうか。
人材不足は確かにあります。でも、それだけが原因だと考えると、打ち手は「もっと求人を」「もっと条件を」に偏りがちです。
そして、その先に待っているのは、求人コストの増大と、社長自身の疲弊。
「何かが噛み合っていない」
「施策をやっても、根本は変わらない」
そんな感覚があるなら、それは、別のところに目を向けるサインかもしれません。
実は、原因は「人材不足」だけではない
僕たちは長年、中小企業の組織づくりに関わってきました。その中で、ある一つの考え方にたどり着いています。
採用がうまくいかない。人が定着しない。現場が疲弊する。
これらは、個別の人事問題ではなく、組織の「循環」が滞っているときに表れやすい症状だ、ということです。
「循環」と言うと、少し抽象的かもしれません。
もう少し具体的に言うと、
- 組織の内側で起きていること(判断の仕方、本音が言えるか、仕事の仕組み、評価のされ方)
- 市場・お客様との関係(なぜ選ばれているか、リピートや紹介が起きているか)
- そして、内側と外側のつながり方(社内の価値観が、商品や発信に表れているか)
この3つが、うまく回っているか。滞っているか。
ここに、採用や定着の「結果」を左右する要因が、かなり隠れているのです。
人材不足は事実かもしれません。でも、「人が来ない・残らない」という現象の背景には、組織の内側や、内側と外側のつながりに、滞りがあるケースが、とても多い。
この視点を持つかどうかで、打ち手の方向性がまったく変わってきます。
「ありがち」な違和感
経営者の方から、よく挙がる「違和感」を、いくつか挙げてみます。
- 求人広告を出しても、応募がこない
- 採用しても定着しない。また振り出しに戻る
- 売上は出ているのに、現場が疲弊していく
- 頑張っている人ほど、辞めていく
- 施策をやっても、何かが噛み合わない
「そうそう、うちもそうだ」と、一つでも当てはまることはありませんか?
これらは、どれか一つの「人事の失敗」ではなく、組織の内側と外側、そしてそのつながり方が、全体としてうまく回っていないときに、よく現れる症状です。
誰かが悪いわけではない。社長が怠けているわけでも、社員が我慢が足りないわけでもない。
構造として、循環が滞っている。そう捉え直すと、「じゃあ、どこから手を付ければいいのか」が見えやすくなります。
循環が滞っていると、なぜ「人」にしわ寄せがいくのか
組織の内側で、こんなことはありませんか。
- 社長がいないと、現場が判断に迷う。結局、社長に確認が集中する
- 「言いにくいこと」が、大きな問題になるまで口に出てこない
- 特定の誰かが抜けると、仕事の品質がガクッと落ちる。属人化している
- 「頑張っている人がちゃんと報われている」と、社員の多くが思えていない
一つでも当てはまると、現場の負担は増えます。負担が偏り、頑張っている人ほど疲れ、離職につながりやすい。
そして、内側の状態は、外にも伝わります。
求人票や面接でどれだけ良いことを書いても、社員の表情や空気、仕事の進め方に「違和感」があれば、応募してきた人も「なんか違うな」と感じる。紹介会社経由で来た人も、入ってみてギャップを感じ、早期に辞めてしまう。
つまり、「人材不足」だから人が来ない・残らないのではなく、組織の循環が滞っているから、人が流れにくく、定着しにくい。そういう構造になっていることが、とても多いのです。
まずは、自分の会社の「循環」を可視化する
では、どうすればいいのか。
いきなり「組織を変えろ」「仕組みを作れ」と言うつもりはありません。それでは、また社長に負担が集中してしまいます。
まず必要なのは、今、自分の会社のどこが滞っているのかを、客観的に見ることです。
「人材不足だから」と結論づける前に、一度、立ち止まって考えてみてください。
- 組織の内側は、スムーズに回っている感じがするか
- お客様との関係は、価格以外の理由で選ばれているか、リピートや紹介につながっているか
- 社内で大切にしていることが、商品やサービス、発信に表れているか
この3つの循環の「どこが強く、どこが弱いか」が分かると、「採用にもっとお金をかける」以外の打ち手が見えてきます。
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仕事はある。売上もある。それなのに、人が回らない。
その違和感は、人材不足だけが原因ではないかもしれません。組織の循環が滞っている、という視点を持てば、これまでとは違う突破口が見えてくる可能性があります。
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